1992-03-24 第123回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
しかし農民というものは不幸な目に遭い易い のだから、政治家は矢張り政治をそれに合わせ て行つて、農民を不幸から救い出すように政治 家は十分考えてやらなければいけない。こうい う所に政治の焦点が合わされなければならない と、つくづく思ってみたのであった。回顧録の中で、祖父一郎はそのように述べております。
しかし農民というものは不幸な目に遭い易い のだから、政治家は矢張り政治をそれに合わせ て行つて、農民を不幸から救い出すように政治 家は十分考えてやらなければいけない。こうい う所に政治の焦点が合わされなければならない と、つくづく思ってみたのであった。回顧録の中で、祖父一郎はそのように述べております。
そのときに問題は、多数農民が値段が下ったからつて、農民は必ずしも不満を持つものではない。コストが引き下って、労力に対する報酬さえあるならば、値段は下ってもけっこうなんだ。ところが現在のように、日本の土地が狭いから、その狭い所で大事な土地を耕して僅かな収入ではとてもそれはやっていけない、値段を上げなければならない、当然のことだと思う。
万が一そういう場合に、安値で、繭が余つて、農民が安売りをしなければならないという事態に対処する方策といたしましては、現在も繭糸価格安定法によりまして、乾繭共同保管の措置がきめられておりますので、そういうことをも考慮して、万全の態勢を考えていきたいというふうに考えております。
従つて農民から言いますというと、昔の銘柄のあつたような地帯の農民から言うと、政府に不当に搾取されていると申しても私は過言じやないと思う。実際に軟質米地帯と硬質米地帯とはあなたがたのほうでは払下げの価格を違えて行く。
この安定法のでき上りましたときの大体の趣旨は、農産物価格が大体において生産費を割つて非常に安くなつて来る、従つて農民の経済をささえるという意味において、いわゆる製品の支持価格制度をしいて、間接的にではあるけれども原料の価格安定をさせるつまり下るやつを食いとめて生産の維持をはかろうということにあつたと思うのです。
こんな法律をつくつて農民から安く土地を巻き上げる。そうしてつくつたあとは現実にこういう問題が出て来るのです。そんなことはわかつているのです。土地収用法を強化して、安い値段で土地を取上げるのもよいだろう。しかしそのあとに、残留した農民に被害が起きたときはどうするかということを考えるのが公平じやありませんか。つくりさえすればよい、あとは知らぬという考え方は公平ですか。あなたはそういう考え方ですか。
これは植物防疫課長さんのほうの権限でないし、又範囲でないから、何もそういうことを申上げるのじやないけれども、少くとも高い農薬というものが、今日農薬というものの普及徹底によつて農民というものはもう使わなきやならんような状態に経営が進化して来たということなんです。
その点から行きますと、内地府県はそれ以上にみじめだということになりますと、この点は非常に問題だと思うので、この点はやはり法律の根拠に基いて、速かに政府としては措置すべきであつて、農民の団結だとか、会社の理解というようなことだけでは、私が今申しましたように、やはり農民資本の入つておる会社ですら相当強く出ておる。
決してそれに目をつむつているわけじやございませんけれども、先ほど来申しまするように、筋を立てた米価を作つて農民各位の御理解を得たいということで、こういう案を作つているわけでございます。
従つて農民の間に生産者価格というものが唱えられて参りますことも、実は科学的の妥当性を持つておると私はひそかに思つております。米価審議会でも特別加算額をしなければならないという必然的事情が生れて来ることは、パリテイが実は非科学的であるからであります。そこでパリテイ一本でお考えくださることは、日本の農村が倒れることだと思うのであります。
今の御答弁を聞くと、そういうふうな意図で言われたとすれば、これは表現が間違つておつて、心理的には今日の情勢の中において、農民だけに対して権力的に米を無理やりに出せというようなことは、これはあまりにも非農民的であるから、この点は是正しなければならぬという意図を率直に言われればよいのを、たまたま間違つて農民本位というような誤りから出発したように私は善意に理解したいわけですが、大臣のお考えはそういうことであるというふうに
その理由をくどく申しあげる必要はないと思いますが、そういう点についてはもつと十分御検討になつて、農民の期待にこたえられるよう強くその善処方を要望してこの検査問題は一応打切つておきます。
一つは検査の格づけによつて農民の米価を不当に低くしておるのではないかという点が一点、もう一つは、この検査の方式によつて量的な確保をする、こういう点が一点と、この二点が主眼であろうと思います。
それによつて農民としてはこういう限度においてできるだけ最善を尽されるように、こういう通牒を府県庁に出しておるわけであります。大体十月の終りには予備金の支出の運びになると思います。これは大体稲作の病虫害発生か終了いたしまして安定いたしましたところで、全国の報告をとりまとめ、それによつて予算を編成する、こういうことになります。おそくとも十月にはとりまとめ、十一月、十二月には支出の段取りといたしたい。
だからあなたのやつていることは、私に言わせれば、まつたく場当りのことで、何らこれに対する酪農の基本的方策であるところの乳価の維持をどうやるか、乳価の維持をやることによつて農民がどう乳を増産して来るか、この基本態勢をつくらないで、どうもちよつと横の方に曲つているように考えられる、それじやだめなんですよ。そこで私は乳価も全然わかりませんということは、少くとも責任ある畜産局長としては言えないと思う。
私はいつまでも百姓王国というような考えは間違つておつて、農民も俸給生活者も貿易業者も一体になつて進まねばならぬと思います。従いまして政府当局としては、この十七万五千トンの調整用の運用をどうお考えになつておられるかということを伺い、われわれの申すことに多少の合理性があるとするならば、ぜひともわれわれの考え方をくみ入れていただきたいと思います。
従つて農民としましては、十九億九千九百万円の純余剰であります。従つて純余剰が出ますので、差引きその中から五億円だけ償還いたしますと、残りの十四億円というものが農家の集積となつて出て参るという計算をいたしております。電気の負担の収益に比べて軽過ぎやしないかという御質問であります。これは御尤もでございます。
私どもはそれはおのおの理由があるとは思いますけれども、この際こういう冷害にあたりまして、農民の納得行くような方策を農林省は立てることによつて、農民の信頼がつながり、さらに増産に対する意欲というものは非常に燃え上るものだという観点からこの点を指摘いたしたのでございますから、十分将来農業政策の上において、予算の上においても手抜かりのないような処置を、大臣は責任を持つておとりにならんことを希望いたしまして
勿論昨年の凍霜害に対しましては行過ぎた感もあつたわけでありますが、これらは勿論十分考慮してそうしてやらねばなりませんが、年次によつて農民に別な待遇を与えるというようなことは私はなすべきではないと考えます。それについて政府はどういうふうに考えておられるか、一つ併せてお願いしたいと思います。
農協は農民の自由なる意思によつて、農民の自主的にやらなければならん、そういう建前の下に、少し行政庁が入り過ぎやしないかというような御懸念は御尤もだと思いますけれども、同時に又農協の運営が農民自体の利益、公共的利益に非常に大きい影響がございますから、従つて所要の監督を行なつて参るわけでございます。
清澤委員は御承知のように十日ほど前に血を吐かれて暫らく休んでおつた、それがこの問題があるからというので無理をして出て来てあんな大きな声をせられるのも、清潔さんの過去四十数年、何遍も監獄の中に入つて農民のために尽して来た、この清潔さんとして黙つておれんから言うておるのだろうと思います。これは私ども軽々しく聞いていないのです。
理由といたしまするところは簡単でありまするが、輸出調整会社というものができましても、何らこれによつて農民が使用するところの硫安価格というものが下るというわけでもありませんし、又半面に、却つてこの会社ができたために赤字が出るといたしまするならば、その赤字を政府で補填せん限りは、国内で消費するところの農民各位にそのしわ寄せが加重されるという虞れが多分にありまするので、私はこの法案に対して反対をするものであります
だから私はすつきりと赤字は出して、出したものは、その終局において棚上した赤字というものは国の負担において、その後において国の支出において、国民全体の負担において、私はこれは処理すべきものであつて、農民だけにおいて私は処理すべきものではないと、こう考えますが、これについて大臣の御答弁を伺いたい。
ただその場合に、それではこれをどういうふうな形において料金制度の改正をするか、今度の問題は料金の率の改正のみならず、料金制度自体の改正の問題もあわせて含んでおりまして、簡単に申しますれば電力の割当制度を改めまして、新規の供給規定を中心にした料金制度に改めるということがねらいになつておりますので、その制度の改正とからみ合いまして非常に複雑な計算になつております、従つて農民の側なりあるいは工場の方面において
従つて農民の方その他関係者の方に、あまり御迷惑をかけないように、やはりなるべく合理的な線で、この電柱敷地料を契約によつてきめるといたしましても、合理的な線できめて行きたい、かように考えております。